Distillery Shakotan Blue

ブーム到来!クラフトジャパニーズジンの奥深さと度数の話

クラフトジャパニーズジンの味わいと度数の関係、度数別のおすすめペアリングをご紹介!

近年、世界的なウイスキー人気による原酒不足が背景にあり、比較的製造期間の短いジンに注目が集まっています。特に、日本独自のボタニカルや製造技術を用いたクラフトジャパニーズジンは、国内外で高い評価を受けています。

2000年代以降、イギリスでクラフトジンブームが起こると、日本でもクラフトジン造りが活発化しました。日本酒や焼酎の蔵元が参入したことで、日本の伝統的な製造技術と西洋のスピリッツが見事に融合し、独自の進化を遂げています。

クラフトジャパニーズジンの魅力

クラフトジャパニーズジンの魅力

クラフトジャパニーズジンとは、小規模な蒸留所や蔵元が、独自のレシピと技術で製造した、個性豊かなジンのことです。それぞれの蒸留所が、地元の素材や伝統的な製法を活かした個性的なジンを生み出しており、銘柄ごとに多様な味わいを体験できます。まずは、クラフトジャパニーズジンの魅力を解説します。

クラフトジャパニーズジンの魅力1:日本ならではのボタニカルの多様性

クラフトジャパニーズジンは、日本ならではのボタニカルを使用していることが最大の魅力です。ボタニカルとは、ジンに風味や香りを加えるために使用される植物などの原材料のことを指します。

世界的に見ると、ジンのボタニカルとしてジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルートなどが一般的ですが、日本のクラフトジンには、柚子、緑茶、桜、和山椒など、日本ならではのボタニカルが使用されています。

例えば、柚子は柑橘系の爽やかな香りと酸味が特徴で、ジンの味わいに奥行きを与えます。また、緑茶は、日本を代表するお茶であり、その独特の香ばしさと苦味が、ジンに複雑な風味を与え、海外でも高く評価されています。

その他にも、桜の華やかな香りのジンや、山椒のスパイシーな風味を活かしたジンなど、個性豊かなクラフトジンが数多く造られています。

日本ならではのボタニカルを活かしたクラフトジャパニーズジンは、海外でも人気が高まっており、今後もその人気はますます広がっていくと予想されます。

クラフトジャパニーズジンの魅力2:蒸留技術の高さ

クラフトジャパニーズジンの製造には、伝統的な技術と革新的な技術が融合した、高度な蒸留技術が用いられています。この技術力の高さが、世界で評価される高品質なクラフトジャパニーズジンを生み出しているのです。クラフトジャパニーズジンの蒸留に使用される主な蒸留器は、「単式蒸留器」と「連続式蒸留器」の2種類です。

単式蒸留器の特徴

釜に原料と水を入れ、一度加熱して蒸留する方式の蒸留器です。一度の蒸留で多くの成分が抽出されるため、原料の風味や個性を強く残せます。

連続式蒸留器の特徴

連続的に蒸留を行うことができる大型の蒸留器です。一度の蒸留で高純度のアルコールを得ることができ、雑味が少なくクリアな味わいの酒質になります。

多くのクラフトジャパニーズジン蒸留所では、それぞれの蒸留器の特徴を活かし、組み合わせることで、より複雑で奥行きのある味わいを追求しています。

クラフトジャパニーズジンの味わいと度数の関係

クラフトジャパニーズジンの味わいと度数の関係

一般的にジンのアルコール度数は40度前後ですが、中には45度以上の高い度数を誇る個性的な製品も存在します。度数の高さは、まさにジンの個性のひとつです。アルコール度数が高いジンは、ジュニパーベリーをはじめとしたボタニカルの風味がより強く感じられる傾向にあります。口に含んだ瞬間、鼻腔を突き抜けるような力強い香りと味わいは、まさに大人のための味わいです。

度数が高いジンは、その力強さゆえに、ストレートやロックで楽しむのがおすすめです。少量で満足感を得られるので、ゆっくりと時間をかけて味わいたい大人のための飲み方と言えるでしょう。また、ジンの風味が負けない、スパイシーな料理や濃厚な味わいの料理とのペアリングもおすすめです。

アルコール度数が低めのジンは、度数の高さから敬遠していたジン初心者の方にもおすすめです。度数が低いジンは、以下のような特徴があります。

度数の低いジンは、ロックやストレートよりも、カクテルベースとして使用するのがおすすめです。アルコール度数が低い分、他の素材の風味を邪魔することが少なく、ジンの風味を生かしたカクテルを作ることができます。例えば、柑橘系のジュースと合わせると、爽やかでフルーティーなカクテルを楽しむことができます。また、ハーブやスパイスを加えることで、より複雑で奥深い味わいのカクテルを作ることができます。度数の低いジンは、和食や繊細な味付けの料理とのペアリングにも最適です。ジンの香りが料理の味を引き立て、より一層食事を楽しめます。

【度数別】クラフトジャパニーズジンとのペアリング

ジンの個性と料理の組み合わせによって、新たな発見があるかもしれません。ぜひ、自分好みのペアリングを見つけてみてください。

アルコール度数45度以上のジンとのペアリング例

アルコール度数45度以上のクラフトジャパニーズジンは、その力強い風味が特徴です。おすすめの飲み方は、ロック・ストレートです。そして、同じくパンチの効いた個性的な料理とのペアリングがおすすめです。

例えば、ジンのスパイシーな味わいは、ジビエ料理との相性が抜群です。鹿肉や猪肉など、野性味あふれる食材と組み合わせることで、互いの個性を引き立て合い、忘れられない「gastronomic experience(特別な食事体験)」をもたらしてくれるでしょう。

アルコール度数45度以下のジンとのペアリング例

この度数帯のジンは、風味とアルコールのバランスが取れていて、ロック・トニック割りで飲んだり、カクテルベースやソーダ割りで飲んだりするのがおすすめです。食前酒として単体でも楽しめますし、様々な料理とのペアリングでも楽しめます。例えば、柑橘系のボタニカルを使用した爽やかな味わいのジンには、刺身、カルパッチョなど魚介系の料理が良く合います。

また、ハーブやスパイスを効かせたボタニカルの風味が特徴的なジンは、肉料理やエスニック料理との相性が抜群です。ステーキ・グリルチキン・タイ料理・中華料理などと、お楽しみください。

さらに、山椒や柚子など和のボタニカルを使用したクラフトジンは、日本料理とのペアリングにも最適です。ぜひ、天ぷら・寿司・焼き鳥などと合わせてみてください。

好みのジンを見つけて奥深い世界を楽しもう!

たくさんの種類のクラフトジャパニーズジンが出回るようになった今、「一体どれを選べばいいのかわからない」という方もいるのではないでしょうか?

ジン選びのポイントは、ずばり「自分にとって心地よいと感じる香り」を見つけることです。そして、そのジンが持つポテンシャルを最大限に引き出す「最適な飲み方」を知ることも大切です。

クラフトジャパニーズジン選びのポイントをご紹介しているコラムページも、ぜひ併せてご覧ください。

自分だけのとっておきの1本を見つけたい方は、ぜひ北海道 積丹ジンのオリジナルジン「火の帆(HONOHO)」をお試しください。数種類をご用意しており、種類ごとに度数も違います。各商品ページで詳細をご確認いただけますので、ぜひお好みの1本をお選びください。

積丹の地で生まれたジャパニーズジン「火の帆(HONOHO)」で使われるボタニカル紹介

クラフトジンの味を決定するボタニカル。ジャパニーズジンは日本の風土が育んだボタニカルによって、唯一の味わいを生み出します。

そこで、積丹の地で育ったクラフトジン「火の帆(HONOHO)」で取り入れているボタニカルを一部紹介します。

「火の帆(HONOHO)」は、他にもさまざまなボタニカルで構成されています。それぞれの個性が1つにまとまることで、ジャパニーズジンとしてのおいしさを生み出しているのです。

一口の中に広がるボタニカルの風味をぜひ、味わってみてください。

「火の帆(HONOHO)」商品一覧はこちら

クラフトジンをより美味しく飲むためのコラム

クラフトジャパニーズジンを体験するなら北海道 積丹ジン

会社名 株式会社 積丹スピリット
代表者 代表取締役 岩井 宏文
設立 2018年3月
住所 〒046-0325 北海道積丹郡積丹町野塚町 字ウエント229−1
電話番号 0135-48-5105
メール blue@shakotan-spirit.co.jp
URL https://shakotan-blue.jp/

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